NHK次期会長の稲葉氏とは? 元日銀エリート、激しい議論いとわず

有料記事

編集委員・原真人
[PR]

 稲葉延雄氏は日本銀行時代、金融政策を担当する企画部門の中枢を歩む日銀きってのエリートだった。担当した企画課長や企画担当理事のポストは、かつて福井俊彦氏や白川方明氏ら歴代総裁も歩んだコースだ。一時は、将来の総裁候補となりうる有望株に名前があげられたこともある。

 金融理論に詳しい実務家ではある。だが単なる調整型リーダーというわけでもなかった。常識にとらわれず異なった角度からモノを見て考えることを好み、上司や部下、取材する記者との激しい議論もいとわない。そんなタイプだ。

 日銀退任後はリコーの取締役会議長を務め、企業経営の実績や大組織のガバナンス経験を積んでいる。

 財界活動にも熱心だった。経済同友会では委員長ポストなどに就いて、なかなか進まない財政再建社会保障改革について政府への提言をまとめることに注力した。

 古巣日銀の異次元緩和に対し…

この記事は有料記事です。残り152文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント