園児虐待の保育園、怒る保護者 「先生怖い」登園前に大泣きする子も

有料記事

魚住あかり 武田遼 中井なつみ 久永隆一
[PR]

 保育士3人の逮捕から一夜が明けた5日、静岡県裾野市の私立さくら保育園は臨時休園となった。保護者からは怒りと戸惑いの声が上がっている。

 事件が起きた1歳児クラスの子どもは約20人で、6人の保育士でみていたという。子どもを預けていた20代の母親は、逮捕された元保育士らについて、「気さくで明るい先生という印象だった」と話す。一方で、子どもが容疑者の名前を挙げ、「『先生怖い』と話していたのが気になった」とも言い、「子どもが登園前にいつも大泣きしていて、どうして園に慣れないんだろうと思っていた」と話した。保護者説明会もあったが、説明は十分でないと感じている。「自分の子どもが被害に遭ったのか、いまだにわからない。今後、園がしっかりと対応してくれるか不安だ」

 2歳の子どもを通わせる男性は「0歳から通わせていて、よい保育園だと思っていた。報道が真実だとしたら怒りしかない」と憤る。4歳の娘を通わせる30代女性は自身も園に通っていたといい、「田植えや芋掘りなど行事が多く、よい保育園。まだ信じられない。行政や警察は徹底的に調べてほしい」と話した。

 一方で、逮捕された元保育士(38)の近所に住む女性は「とても明るくて優しい子。むしろ内部告発した方だったと思っていた」と驚いた様子だった。自治体の掃除にも積極的に顔を出し、ゴミ出しなどで会うとあいさつしてくれた。「娘のように思っていたので、報道を見ると悲しい」と話した。(魚住あかり 武田遼)

     ◇

 静岡地検沼津支部は12月23日付で元保育士の3人をいずれも処分保留で釈放した。

園での虐待 厚労省は件数把握せず

 保育現場では今回の静岡県裾…

この記事は有料記事です。残り468文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント