村長派と反村長派が押し付け合い 空席続きだった議長ようやく決まる

佐藤靖
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 【山梨】議長の空席が続いていた忍野村議会は5日、新議長に天野弥一氏(72)を選出した。定数12の議会構成は村長派と反村長派とも6人。2月に前議長が辞めた後、議会運営を優位に進めたい双方が議長ポストを押しつけ合ってきた。この間、審議ができず、村は予算案を専決処分する事態が続いていた。

 天野氏は村長派で、議会最長の6期目。村民から多くの批判があった議会を正常化しようと、各議員と対話を進め、後任の議長に推されたという。天野氏は「正常化するよう議員と努力してきた。長く議員をやっている関係上、みんなをまとめていくのが私の責務」と話した。

 村議の一人は「誰がにくいとかではなくて、ちょっとしたボタンの掛け違いでこの事態になってしまった。恥ずかしいことをしないようにしたい」と話した。

 天野多喜雄村長は「村民の皆さん、いろんな皆さんにご心配をかけた。議長選で、村長派、反村長派もないと思う。村民のために議会を開くものであり、一番は何かと理解しあえたものだと思っている」と話した。(佐藤靖)

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