日本、サイドから何度か得点機 前半は攻勢 8強かけたクロアチア戦
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は5日(日本時間6日午前0時)、アルワクラのアルジャヌーブ競技場で行われる決勝トーナメント1回戦で日本代表(世界ランキング24位)は初の8強入りをかけて前回準優勝のクロアチア代表(同12位)と対戦した。
前半3分、日本は右CKの好機。ショートコーナーから遠藤航(シュツットガルト)がクロスを上げ、谷口彰悟(川崎フロンターレ)のヘディングシュートを放ったが、ゴール左へ外れた。
前半12分、日本は伊東純也(スタッド・ランス)の右クロスに、前田大然(セルティック)、長友佑都(FC東京)が走り込んだが、届かなかった。
前半41分、遠藤航(シュツットガルト)からパスを受けた鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)がペナルティーエリア内左からシュートを放ったが、ゴール上に外れる。
日本は冨安健洋(アーセナル)が今大会初先発、堂安律(フライブルク)、遠藤航(シュツットガルト)がコスタリカ戦以来の先発メンバーに入った。体調不良で全体練習に参加していなかった久保建英(レアル・ソシエダード)はベンチ外となり、DF板倉滉(ボルシアMG)は累積警告で出場停止。クロアチアはモドリッチ、コバチッチら主力が名を連ねた。
日本の先発メンバーは次の通り。
▽GK 権田修一(清水エスパルス)
▽DF 長友佑都(FC東京)、吉田麻也(シャルケ)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、冨安健洋(アーセナル)
▽MF 伊東純也(スタッド・ランス)、守田英正(スポルティング)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、遠藤航(シュツットガルト)、堂安律(フライブルク)
▽FW 前田大然(セルティック)
日本は1次リーグでドイツ(同11位)、スペイン(同7位)の優勝経験国にいずれも逆転勝ちし、2勝1敗のE組首位で決勝トーナメントに進出。一方、クロアチアは1次リーグを1勝2分けのF組2位で通過。若い守備陣とMFモドリッチら経験豊富な選手がまとまり、勝ち上がってきた。
両チームの過去の対戦成績は1勝1敗1分け。1997年のキリンカップでは、日本が4―3で勝利。日本が初出場した98年W杯フランス大会1次リーグでは0―1で敗れた。2006年W杯ドイツ大会1次リーグでも再び顔を合わせ、0―0で引き分けた。
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