プーチン大統領、クリミア橋を車で走行 10月に爆発、片側を修復
ロシアのプーチン大統領は5日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」を車を運転して走行した。クリミア橋は10月8日の爆発で道路の一部が崩れた。片側の車線の修復を終え、この日に走行を再開していた。
ロシア国営テレビが、プーチン氏が運転する場面を放映した。ドイツのメルセデス・ベンツを運転し、助手席のフスヌリン副首相から説明を受けた。
ロシアは2014年にクリミアを一方的に併合し、政権はロシア国民に対し、クリミアを「愛国心の象徴」として掲げてきた。ロシアはクリミア橋の爆発をウクライナの特殊部隊の犯行によるものと主張しており、プーチン氏が自ら運転することで、「ウクライナに負けない強い大統領」を演じる狙いがあるとみられる。
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