前田大然の先制弾、PV会場は総立ち 敗戦に涙「次の大会は4強を」

森保ジャパン

鈴木優香
【動画】クロアチア戦 「感動をありがとう」各地の様子
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 あと一歩、ベスト8入りの夢に届かなかった。サッカー・ワールドカップ(W杯)のクロアチア戦が終わると、福岡市のパブリック・ビューイング(PV)会場には、日本代表の激闘をたたえるサポーターらの拍手が静かに響き渡った。

 6日、JR博多駅直結の映画館「T・ジョイ博多」(福岡市博多区)には、約300人が集まり、試合を観戦した。延長戦を経てなお1対1。PK戦にもつれこみ、クロアチアが3本目のゴールを決めた瞬間、息をのんで見守っていた客席からは、大きなため息が漏れた。悔しさに頭を抱えたり、涙ぐんだりする人もいた。

 会場の盛り上がりが最高潮に達したのは、前半42分過ぎ。前田大然選手がゴールを決めて先制点をもぎとると、観客は総立ちとなり、「やった」「おお」とうねるような歓声が沸いた。抱き合って、周囲と感動を分かち合う姿もあちこちでみられた。

 佐賀県唐津市から来た、会社員池田由美子さん(43)は、PK戦の間、ずっと両手を合わせて祈り続けた。一緒に観戦した娘は、試合終了後に泣いた。「前田大然選手が先制ゴールを決めて、初のベスト8に行けると思った。最後まで勝てるんじゃないかと思わせてくれる試合だった」と残念がった。

 同市の大学生、福地右悠さん(19)は前回のスペイン戦もこの会場で観戦した。「今回W杯では冨安(健洋)、三笘(薫)、板倉(滉)といった若手の各選手が活躍した。次の大会では、彼らがさらに新しい選手を引っ張って、必ずベスト4を狙える」と話した。「今回は1次リーグを首位で突破したのが大きい。日本はどんどん強くなる」と4年後に期待をかけた。(鈴木優香)

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