ブラジルメディア「初めて壁超えるかに見えたが…」日本の中盤を称賛
カタールで開催中のワールドカップ(W杯)でクロアチアと戦い、敗退した日本代表について、準々決勝で対戦する可能性があったブラジルや、次回W杯をカナダ、メキシコと共催するアメリカのメディアは称賛を送った。
ブラジルメディア「グローボ」は、「リードからの敗退、2018年(のW杯)が再現された」との見出しで記事を配信。前回のロシアW杯でも、決勝トーナメント1回戦でベルギー相手に2―0とリードしながら、試合終了直前に逆転負けしたことを挙げ「ベスト16の壁を初めて越えるかに見えたが、4年前同様に夢が破れた」と記した。
一方で、日本がドイツとスペインに勝利を収めてグループリーグを1位通過したことについて「欧州の強豪を沈め、(前回準優勝の)クロアチアにも互角の戦いを演じた」と評価。特に守田と遠藤は「クロアチアのスーパースター(モドリッチ)を封じ込めた」とたたえた。
米メディアのESPNは「日本の後半の攻撃は有効だったが、クロアチアのゴールキーパーが見事なパフォーマンスを見せた」と指摘。試合会場に多くの日本サポーターが駆けつけたことにも言及し、「(日本サポーターは)太鼓を運び込み、競技場でショーを演じていた。クロアチアサポーターの人数よりもずっと多かった」と報じた。(サンパウロ=軽部理人)
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