PKへの挙手「代表受け継ぐ覚悟で」 号泣した三笘に手を添えた長友

有料記事森保ジャパン

アルワクラ=岩佐友
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 (5日、決勝トーナメント1回戦 日本1―1《PK1―3》クロアチア)

 PK戦でクロアチアの4人目のシュートがネットを揺らした。

 決められなかった日本の1人目、MF南野拓実が、2人目のMF三笘薫が、号泣し、ピッチに崩れ落ちた。

 「蹴った責任がある。迷惑をかけた。僕より強い気持ちを持っている人に申し訳ない」と三笘。仰向けに倒れ、夜空を見上げた。

 動けなくなった選手たちに、真っ先にベンチから駆け寄り、声をかけ、背中をさすって回ったのは36歳のDF長友佑都だった。

 「日本のため、勇気を振り絞り、立ち向かった姿を僕は誇りに思う」

 PK戦のキッカーは、自信の…

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    後藤太輔
    (朝日新聞スポーツ部次長=子供、社会)
    2022年12月6日10時48分 投稿
    【視点】

    クロアチアのペリシッチ選手の振る舞いも一流でした。試合終了直後、まず、崩れ落ちている日本選手のもとに歩み寄り、南野選手や遠藤選手をねぎらい称えていました。 ペリシッチ選手は同点ゴールを決めており、PK終了直後にできたクロアチアの歓喜の輪の