古墳スイーツはいかが? 地元高校生が古墳をクッキーに 福岡・桂川

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徳山徹
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 福岡県立嘉穂総合高校(同県桂川町)の生徒が2日、地元にある王塚装飾古墳館のPRに一役買おうと、「古墳スイーツ」を作った。試作を繰り返して完成させた「自信作」だ。来館者に無料で配ってもらい、「また来てもらえるようになれば」と期待している。

 つくったのは大石義昭講師(66)が指導する農業食品科3年の研究班「桂笑クラブ」の8人。このうち松﨑萌恵(もえ)さん(18)、都築蒼空(そら)さん(17)、野見山陽生(はるき)さん(18)の3人が2日、50袋(5個入り)のクッキーを古墳館に持参した。

 クラブのメンバーは2018年から毎年、グミやラスク、クッキーを古墳館に贈ってきた。今年は大石講師のアイデアで前方後円墳をかたどったクッキーに。後円部に丸い穴をあけ、王塚古墳の石室の装飾に使われた緑色や黒色、黄色など計5色のキャンディーを入れて焼き、「ステンドグラスクッキー」と名付けた。

 大石講師は「今年は少し難し…

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