18歳の「麻也ちゃん」に見た主将の未来 お疲れさま、に添えた思い

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 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した日本代表の挑戦が6日、終わった。悲願の「8強入り」はかなわなかったが、愛知県内からは、地元ゆかりの「キャプテン」の奮闘をたたえる声が上がった。

 「カタールに入りました。初戦に向けてがんばります」

 W杯開幕直前の11月中旬、愛知県東郷町の生花店「ガーランド」の林千夏さん(40)は、「麻也ちゃん」からLINEを受け取った。15年来の交流がある日本代表主将のDF吉田麻也選手に、〈ユニホームを買ったよ〉と応援のメッセージを送った際の返事だ。

 母小夜子さん(73)と生花店を営む2人だが、かつては名古屋グランパスの練習場近くでカフェを営んでいた。主力選手に連れられて店に来たのが、当時18歳の吉田選手だった。

 長崎市出身で、中学で親元を離れてグランパスのユースチームに所属し、その後トップチームへ駆け上がった。練習後にたびたび食事へ来て、「麻也ちゃん」と呼ぶ間柄になった。

 21歳で海外に活躍の場を移した。帰国した折、異国の地でしっかり野菜をとりたいという吉田選手に、林さん親子が「野菜のあんかけ」を教えた。

 吉田選手が活躍の場を海外に移しても、千夏さんたちとの交流は続きました。「偉ぶらず、いつまでも麻也ちゃんは麻也ちゃんのままだった」と振り返ります。

 「年上にかわいがられ、年下からは慕われる。昔からチームをまとめるキャプテンの気質があったと思う」と千夏さん。

 コロナ禍前までは帰国のたび…

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