「コロナで業務が増え、余裕がなかった」 暴行容疑で逮捕の元保育士

小山裕一
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 静岡県裾野市の「さくら保育園」で起きた暴行容疑事件で、逮捕された元保育士3人のうちの1人(39)が「新型コロナウイルス感染症の影響で業務が増え、余裕がなくて子どもをたたいてしまった」と容疑を認めていることがわかった。接見した原孝至弁護士が明らかにした。

 県警によると、39歳の元保育士は6月10日、保育園で男児の頭を殴打した疑いがもたれている。原弁護士によると、元保育士は「検温していた際、園児がおもちゃの台所によじ登ろうとしていて危ないため、持っていたバインダーで頭をたたいた。とっさにやってしまった」「気遣うことが増え、仕事に忙殺されていた」と説明。たたいたのはこの時だけで「軽率な行為で痛い思いをさせて、園児本人や保護者に申し訳ないことをした」と反省した様子だという。

 逮捕された3人が園児の容姿をばかにした呼びかけをしていたと、園から報告を受けた市が公表しているが、髪の毛がちぢれている子を「クルクル」、舌を出す子を「ペロペロ」とあだ名をつけたことがあったと39歳の元保育士は原弁護士に説明しているという。園は私立の認可保育園で、約20人の1歳児クラスを6人の保育士でみていた。県警は3人の勤務実態などについても捜査を続けることにしている。(小山裕一)

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 静岡地検沼津支部は12月23日付で元保育士の3人をいずれも処分保留で釈放した。

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