6日未明のサッカー・ワールドカップ(W杯)で日本代表の悲願の8強入りをかけたクロアチア戦を、J1アビスパ福岡チーム強化部所属で、アカデミーのテクニカルアドバイザーも務める藤崎義孝さん(47)は自宅で見守った。日本代表のDF冨安健洋選手(24)をジュニアユース時代から5年間指導した。「育った選手が大舞台でプレーする姿はうれしい」
PK戦までもつれ込んだ激戦。冨安選手は守備では相手のシュートに足を合わせ、攻撃では縦パスを繰り出し躍動した。「タケがいると攻守で安心感が違う」
触れたボールを相手にカットされ、その後に打たれたシュートをGKの権田修一選手がセーブするなど、ひやりとする場面もあった。試合後、冨安選手は自身について「個人のパフォーマンスは良くなかった。チームに迷惑をかけた」とコメントし、悔しさをにじませた。
藤崎さんは「本人はもっとや…