暴力団員を殺害容疑、ペルー人の男を逮捕 大阪の飲食店でトラブルか
大阪・ミナミの雑居ビル敷地内で5月、暴力団幹部が遺体で見つかった事件で、大阪府警は7日、ペルー国籍のウエス・ギネス・リカルド・アンキー容疑者(49)を殺人と生命身体加害略取の疑いで再逮捕し、発表した。調べに対し黙秘しているという。
府警によると、遺体で見つかったのは関将孝幹部(48)。再逮捕容疑は5月8日午後2時ごろ、大阪市中央区東心斎橋2丁目の雑居ビル5階の非常階段でビール瓶のようなもので頭を殴り、13メートル下の地面に落としたなどというもの。
リカルド容疑者はこの日、ビルの飲食店で関幹部とトラブルになったといい、関幹部に暴行したとして逮捕、起訴されている。他のペルー国籍の男2人も、関幹部を飲食店からビルのエレベーターに連行した生命身体加害略取容疑で逮捕、起訴された。
関幹部は事件5日後の朝、隣のビルとの約70センチの隙間で死亡しているのが見つかった。
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