名前に「京都」がつく3センチの新種 見つかったのは40年近く前

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鈴木智之
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 京都市の山中で40年近く前に見つかったカエルは、未知の種だった――。北九州市立自然史・歴史博物館の江頭幸士郎学芸員らが詳しい特徴などを論文にまとめて11月、新種として発表した。世界共通の学名は、「Rana(ラナ) kyoto(キョウト)」と命名した。

 発見者は東京都の自営業菅原隆博さん(53)。大学生だった1986年春、京都市北区内で登山中、水がしみ出す源流で、「グーグー」という鳴き声を耳にした。

 気になって翌年も調べてみると、体長3センチほどのかわいらしいカエルを見つけた。近くにはよく似た形でやや大きく、聞き慣れた鳴き声の「タゴガエル」とみられるカエルもいた。

 菅原さんは、松井正文・京都大学名誉教授のアドバイスを受けながら調査を進めた。後に、江頭学芸員によるDNA解析などから、分子遺伝学的にも別種とできるだけの違いがあるとわかり、小型の方を「ヒメタゴガエル」として新種記載した。学名のRana kyotoは「京都のアカガエル」を意味する。

 本州、四国、九州に広く分布…

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