電動系乗り物で伊勢神宮以外もめぐる旅を トゥクトゥクも貸し出し中
臼井昭仁
三重県伊勢市で、電気で動くバイクと三輪自動車を観光客に有料で貸し出すサービスを市観光協会が始めた。伊勢神宮以外の観光スポットにも、小回りの利く乗り物で足を運んでもらおうという試みだ。利用状況次第で台数を増やす計画もある。
貸し出しをしているのはEVバイク8台と三輪自動車のEVトゥクトゥクが2台。バイクは走行可能距離が30キロで、3人乗りのトゥクトゥクは同120キロ。
協会からの委託で、旅行会社たびぞうが内宮近くの営業所(伊勢市宇治今在家町)で受け付けている。
利用客の行き先は原則自由。だが時間別に五十鈴川周辺、市中心部、二見町の夫婦岩周辺と三つのコースを提案している。客に渡す各マップには見どころや店が載っている。料金は60~150分でバイクが2千~5千円、トゥクトゥクが6千~1万2千円。原付きバイクか普通自動車の運転免許が必要。
たびぞう社長の大林大悟さん(43)は「操作はしやすく、細い道でも入っていけるので、色々な観光スポットを訪れることができます」とPRする。
近年、各地で電動バイクなど…