ペルー大統領、弾劾経て逮捕 新大統領「クーデターの試みがあった」

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サンパウロ=軽部理人
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 南米ペルーの当局は7日、カスティジョ大統領を「反逆」の疑いで逮捕した。地元メディアが伝えた。カスティジョ氏はこの日、自らに対する弾劾(だんがい)決議案を採決する予定だった議会を解散し、「臨時政府」を樹立すると発表。これに対し「クーデター」だとの批判が強まり、議会はカスティジョ氏の弾劾決議を成立させたうえ、失職に追い込んでいた。

 後任としてディナ・ボルアルテ副大統領(60)がペルー史上初の女性大統領に就任した。ボルアルテ氏は「大統領によるクーデターの試みがあったが、私の最初の仕事はペルーを団結させることだ」と演説した。

 カスティジョ氏は小学校教員の出身で、労働組合の活動家も務めた急進左派。2021年の大統領選で、アルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏を破り、大統領となった。だが、21年7月の就任から1年も経たない間に内閣がたびたび総辞職し、支持率も急落していた。汚職疑惑の追及も受け、7日には3回目の弾劾決議案が採決される予定だった。

 一院制のペルーの議会は現在…

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