第6回51歳でリストラ「社会から必要ない」と痛感、稼げるスキルとは何だ

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聞き手・浜田陽太郎
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【A-stories】55歳の「逃げ恥」体験 無給で働いた1年

 中高年世代が転職や定年後の再就職を考えるとき、「自分のスキルは何なのか」と考えざるを得ない。たとえスキルがあったとしても、それで稼げるかどうかは別問題だ。キャリアの棚卸しの参考にしたいと、「人生を変える! 50歳からのライター入門」の著者、しげぞうさん(59)に話を聞いた。

 ――サラリーマンだったのですね。

 「はい、そうです。家電などの取り扱い説明書を製作する会社にいて、多いときには20人ほどの部下を持つ部長職でした。職場のネット環境整備などIT化に取り組んだことも評価され、順調に出世していたのでローンを組んで千葉にマンションを購入しました」

 ――しかし、やめざるをえなかった。

 「詳細は明らかにできないのですが、会社の経営が傾き、リストラが行われて所属部門が実質的に解散、退職に追い込まれたのです。52歳になる直前でした」

 ――会社に残る道はなかったのですか。

 「ないわけではなかったと思います。ただ、高をくくっていました。自分は優秀だと思っていたので、家から通える範囲で何とか仕事を見つけられるだろうと」

 ――ダメだったと。

 「はい。会社のコネで紹介された仕事の給料は、前職の半分以下、もしくは新卒の初任給並み。ハローワーク経由で応募した先も全滅しました。これまでキャリアを積み重ねてきた分野で、自分はもはや社会から必要とされていない人間なのだと思い知らされました。涙目でしたよね」

 ――何が壁だったのでしょうか。

 「やはり年齢だったと思いま…

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