8日(日本時間9日)開幕のフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの男子には、2012年GPファイナル以来となる最多4人の日本勢が出場する。とりわけ注目を集めているのは昨季の世界選手権王者、宇野昌磨(トヨタ自動車)だ。
「ようやく自分のジャンプの調子以外の不安な要素がなくなり、もし跳べなかった時の理由が『完全に自分の跳び方』と思える状態になった。すごく良い練習が積み重ねられてきたのかなと思います」
7日の前日練習を終えて取材に応じた宇野の表情は、実に落ち着いていて、時折笑みがこぼれるほど明るかった。
ここまで名古屋での練習を経…

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