「青森山田」の強さ再現なるか 町田ゼルビア監督に予定の黒田氏会見

有料記事

堀川勝元
[PR]

 サッカーJ2のFC町田ゼルビアの新監督に就く黒田剛(ごう)氏(52)が7日夜、来年の就任を前に記者会見を開いた。黒田氏は高校サッカーの強豪校・青森山田を28年間、監督として率いてきた。Jリーグでの指導は初めてで、異例の転身となる。黒田氏は「勝利へのこだわりにプロ、アマチュアの垣根はない」と述べ、J2優勝と、チームの悲願であるJ1昇格を目指す考えを示した。

 会見は東京都町田市内のクラブハウスで開かれ、クラブ側を代表して原靖・フットボールダイレクターも出席した。

 「ブラジルはボールポゼッションだけでなく、カウンターも、リスタートも世界一うまい。苦手なところを作らないから世界で勝てる」。黒田氏は強豪とされるチームについて、こう指摘した。目指すプレーについては、「隙のないサッカー、弱点のないサッカーを目指し、細かいところまで突き詰めてやっていきたい」と語った。

 また自身の挑戦がもたらす効…

この記事は有料記事です。残り906文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません