第2回小手先では世界に勝てない 森保監督が唱え続けた「まず所属先で」

有料記事森保ジャパン

勝見壮史
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 拳を振り上げ、両手をたたいて、叫んだ。

 「相手、死にものぐるいで来てるぞ、球際!」「球際負けんな! 行くぞ!!」

 11月27日のサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組第2戦のコスタリカ戦。ハーフタイムの控室で、日本代表の森保一監督の声が響いた。

【連載】森保エフェクト サッカー日本代表さらなる進化へ

目標の8強以上にはあと一歩届かなかったが、たしかな足跡を残した日本代表。ドイツスペインを破った歴史的勝利の背景、そして未来へつなぐものは。森保一監督が日本サッカーに与えた「エフェクト(影響)」を探る。

 チームの内側を描いた動画にも、この場面はしっかり映っている。試合は0―1で敗れたが、監督の強い気持ちは選手たちに届いていた。

 試合後、DF長友佑都はこう言った。「きれいなサッカーだけでは勝てない」

世界で勝つには「小手先の策では戦えない」

 戦術うんぬんの前に、ボールを奪い合う1対1の局面で負けない――。2018年夏の就任以来、監督が言い続けてきたことだ。

 大会に向けてドーハ入りした…

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    中小路徹
    (朝日新聞編集委員=スポーツと社会)
    2022年12月9日10時38分 投稿
    【視点】

     個の力か組織か。こうしたサッカーの論議は、「組織力」を重視した2002年のトルシエジャパンに続き、「個の力」の重視に振れた2006年のジーコジャパンの時に沸騰し、「結局は両方が必要」「個の力を生かすような組織でこそ、強い」ということで、既

連載森保エフェクト サッカー日本代表さらなる進化へ(全3回)

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