「恋するときれいに」…その価値観って常識?三浦透子が明かす違和感

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細見卓司
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 「お前は彼女いるの? そろそろ、結婚しなきゃね」「恋して人間力を上げたら?」――。私自身、こんな言葉を何度も見聞きしてきた。言葉の発信者は男性だけではない。女性も同じだった。でも、その価値観は、本当に「常識」なのだろうか。16日公開の映画「そばかす」は、世間が提示してきた価値観や風潮に疑問を投げかける力作だ。映画「ドライブ・マイ・カー」やドラマ「エルピス」などが印象的な主演の三浦透子もその一人で、違和感を抱いてきたという。心境を明かしてくれた。

 単独初主演となる彼女が演じたのは、地方都市のコールセンターで働く30歳の蘇畑佳純(そばたかすみ)。実家暮らしで恋人はいない。母はそれを嘆き、勝手にお見合いをセッティングする。見合い相手は彼女を好きになるが、佳純はその気持ちを受け止められない。恋愛したいという感情や性的な関心が全くないからだ。

世間には恋愛賛美の映画やドラマがあふれています。映画「そばかす」も恋愛映画という位置づけですが、提示する価値観は、自分らしさを肯定してくれる前向きなものです。三浦透子さんが抱いてきた違和感を紹介しつつ、彼女のたたずまいが醸し出す圧倒的なナチュラルさについても尋ねました。

 「私自身、世間の当たり前の…

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