「偽装IT人材」を雇わないよう…韓国政府が企業に「注意報」
ソウル=稲田清英
「国籍などを偽装したIT人材は雇わないように」
韓国政府が8日、韓国企業に注意喚起した。「偽装したIT人材」とは、北朝鮮が身分を偽装して世界各地に派遣し、アプリ開発などしているとみられる技術者のことだ。獲得した資金が核・ミサイル開発に転用されるのを防ぐためという。
韓国の外交省や国家情報院、統一省、雇用労働省、警察庁などが連名で出した「合同注意報」では、「国籍や身分を偽装した北朝鮮のIT人材と雇用や業務の契約を結ばないよう、注意と身元確認の強化を要請する」とされている。
韓国政府によると、北朝鮮は…