ナスカの地上絵、一挙168点確認 山形大学の研究で見えてきた目的

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坂田達郎
【動画】ナスカ台地とナスカ市街地で新たに発見された地上絵。人やラクダ、鳥などが描かれていた=山形大学提供
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 南米ペルー・ナスカの地上絵を研究している山形大学は8日、人や動物をかたどった168点の地上絵を新たに発見したと発表した。坂井正人教授(文化人類学)らの研究グループが、2019年6月~20年2月の現地調査などで確認した。

 東西20キロ、南北15キロのナスカ台地と、20キロ近く離れたナスカ市街地付近で見つけた。人、ラクダ、鳥、シャチ、ネコ、蛇などの絵が紀元前100~紀元300年ごろ描かれたとみられる。大きい絵は全長50メートル以上だったが、10メートル以下の小さいものが多かったという。

 山形大は04年、ユネスコ世界遺産「ナスカの地上絵」の研究を始めた。ペルー文化省から許可を取り、ナスカ台地を調べる唯一の研究グループだ。同大の調査前は約30点の地上絵が知られていた。10年から現地調査に入り、12年にナスカ市に「ナスカ研究所」を開設。18年までに人や動物などの具象的な地上絵190点を発見。今回で計358点になった。

 新たな168点のうち、36…

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