義父と長男がモデル、交流を児童書に 物語に込められたメッセージ

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松浦和夫
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 甲南大の元非常勤講師、鳥居真知子さん(71)=神戸市東灘区御影2丁目=が、児童書「アマゾンへ じっちゃんと」(海風社)を出版した。滋賀県守山市出身の義理の父親と長男がモデル。フィクションを交えながら、アマゾン川支流の無医村で医師になるという夢に向け、たくましく生きる青年の姿と祖父との交流を描いている。

 書くことが好きだった鳥居さん。子育てに少し余裕が出てきた30代になってから児童文学を書き始めた。作品は地元新聞の文芸欄に掲載された。

 その後、研究者だった兄の死にショックを受け、今できることをしようと40歳で甲南大学の大学院に入った。作家の福永武彦や島尾ミホを研究。60歳まで同大学などで非常勤講師を務めた後、再び児童文学を書き始めた。

 「アマゾンへ じっちゃんと」執筆のきっかけは、長男が大学を1年休学して行ったアマゾン旅行のメモを読んだことだった。長男は1995年の阪神・淡路大震災の惨状を目の当たりにして、やりたいことをしようと決断したという。

「じっちゃんの愛」知るラスト

 義父・実さんは守山市の造り…

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