「伝統の日本」「勢いの韓国」絵本文化比べて 千葉市美術館で原画展
宮坂奈津
スロバキアの首都、ブラチスラバで開かれる世界最大規模の絵本原画コンクール「ブラチスラバ世界絵本原画展」の出品作が、千葉市美術館(同市中央区)で展示されている。
テーマは「絵本でひらくアジアの扉―日本と韓国のいま」。同展に1967年の第1回から参加する日本と、この10年で勢いを増す韓国の絵本の世界を、日韓の作家あわせて約30人、200作品を通して知ることができる。同館と朝日新聞社の主催。
実際の絵本と原画のほか、昨年開催された第28回展の日韓の受賞作家へのインタビューを展示したコーナーもあり、両国の絵本業界の現状を比較しながら学べる。
第28回展でグランプリに次…