NTT通信ケーブル設備に放火の疑い、男を逮捕 周辺で通信障害も

増山祐史
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 通信ケーブルが通る地下の設備に放火してNTT東日本の通信に障害を与えたなどとして、警視庁は、無職の男(46)=千葉県船橋市=を建造物等以外放火や有線電気通信法違反などの疑いで逮捕し、9日発表した。男は「覚えていません」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、男は11月20日午後3時10分~同35分ごろ、東京都中央区日本橋本石町1丁目で、通信ケーブルの保守点検のため地中に設置された箱状の設備内に放火し、通信ケーブル6本(計約40万円相当)を焼損させたほか、これにより約16時間にわたって約180回線に通信障害を生じさせた疑いがある。

 周辺では固定電話がつながらなくなったほか、インターネットが使えなくなるなどの障害が発生したという。

 放火されたのは「ハンドホール」と呼ばれる設備で、通信ケーブルの点検用に地下に設置され、縦60センチ、横120センチ、深さ135センチほどの大きさ。重さ約100キロのふたで閉じられており、表面には穴が開いているという。

 同課は、男がその穴からカセットボンベのガスを充満させ、火がついた固形燃料を投げ入れたとみている。この際の爆発で跳ね上がったふたがハンドホール内に落ち込んでおり、周辺にはカセットボンベと固形燃料が残されていたという。

 同課は、防犯カメラに男がハンドホール近くでかがむ姿などが映っていたことから、男の容疑を特定したとしている。(増山祐史)

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