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立憲民主党・泉健太代表（発言録）

　（政府の防衛費増額の方針について）岸田文雄首相が昨日（8日）、政府・与党政策懇談会の中で「歳出改革、特別会計からの受け入れ、コロナ対策予算の不要分の返納、国有財産売却などの工夫を先行して始める」と言った。ただこの間、水増し、水ぶくれ予算にしてきたのは政府だ。

　コロナ予算も予備費も基金も、これはやり過ぎじゃないかという形で国債を発行してどんどん積み上げ、それが決算で不要になったから防衛費に使えるというのであれば、これは事実上、国債を防衛費に充てているようなもの。「防衛費ロンダリング」だ。許されないと思う。本来の歳出改革とは言えないことを明確に訴えていきたい。（定例会見で）