保育園、虐待あってはならぬが…現役保育士が明かす「余裕のなさ」

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本間ほのみ
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 子どもの大切な成長の場であり、働く親にとって子育てのパートナーである保育園。だからこそ、静岡県裾野市認可保育園で起きた園児暴行事件は、関係者に衝撃を与えた。現役の保育士は「あってはならないこと」としつつも、イライラが募りがちな保育現場の現状を明かす。(本間ほのみ)

 保育士の男性はある後悔を抱え、元保育士の女性は失敗からあることに気づきました。さらに今回の事件を受け、園の運営事業者や都内の自治体は虐待防止に向けた対応に追われています。

 「虐待はあってはならないことで、ショックだ」

 東京都板橋区の保育士の男性(45)は、同じ保育士3人が逮捕された事件をそう振り返る。

増す忙しさにイライラ、泣く園児にある日……

 ただ、園児に対して声を荒らげたり、強く叱ったりした経験は自身にもある。以前よりも共働き家庭が増え、延長保育といった現場に求められることは多くなっているが、国の保育士配置基準は変わらない。慌ただしさと忙しさは増す一方だ。「余裕がなくてイライラが募ってしまうことはある」

 後悔していることがある…

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