玄関に落ちてきたステンレスの水筒 1カ月後、米軍から届いた謝罪文

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成沢解語 伊藤和行 光墨祥吾 国吉美香
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 その夜は、息子の結婚祝いのため久しぶりにレストランへ食事に出ていた。

 昨年11月23日、沖縄県宜野湾市の女性(64)は午後11時すぎに自宅へ帰ると、玄関に見慣れない銀色の水筒(高さ24センチ、幅15センチ、ステンレス製)が落ちているのを見つけた。

 「投げ捨てかな」と思い拾うと、中から液体がこぼれてきた。

 「触ったらだめだ」

 一緒に帰った息子の声に、驚いて手を離した。よく見ると、へこんだ側面に英字が書かれていた。

 「米軍機が落としたのかもしれない」と息子は言った。真っ暗な空を見上げた。「もし当たっていれば死んでいたかも……」。楽しかったお祝いの余韻はさめ、不安でその夜は眠れなかった。

 女性の自宅は米軍普天間飛行場から約200メートル。オスプレイなどの米軍機が日々飛び交う。

米軍から届いた謝罪文

 女性は翌朝、市と警察に連絡した。すぐに警察の捜査が入った。市長も謝罪に来た。

 米軍はその後、普天間飛行場…

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    木村司
    (朝日新聞那覇総局長)
    2022年12月10日18時1分 投稿
    【視点】

    米軍のオスプレイ配備の前後、沖縄でさまざまに取材したことを覚えている。 開発段階で墜落事故が相次ぎ、多数の死者がでていたことから、全国的にも注目されたが、話題の中心は「機体の安全性」だった。しかし、沖縄で多くの人の言葉の端々から感じら