無罪訴え続けたベトナム人実習生と支援者、弁論開始に「道が開けた」

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吉田啓
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 熊本県の自宅で死産した双子の遺体を遺棄したとして、死体遺棄罪に問われたベトナム国籍の技能実習生レー・ティ・トゥイ・リン被告(23)の上告審で、最高裁第二小法廷は検察側、弁護側の双方の意見を聞く弁論を来年2月24日に開くと決めた。

 弁論は二審判決を変えるのに必要な手続き。有罪とした二審・福岡高裁の判断が見直される可能性があり、無罪を主張し続けてきたリン被告の支援者らには歓迎や期待の声が広がった。

 被告の弁護人、石黒大貴(ひろき)弁護士は取材に「孤立して死産した直後の混乱の中で、優しさから出た母親の行動を高裁判決は死体遺棄だと認定した。その部分を全面的に見直してほしいと強く思ってきた」と力を込める。

 そのうえで「孤立出産で死産してしまったお母さんを死体遺棄罪で追い詰めるようなことがあってはならない。最高裁にはそういう状況での死体遺棄罪の可否を真正面から判断してほしい」と期待をにじませた。

集まった署名は9万人以上「彼女は頑張り続け、道が開けた」

 逮捕から数日後にはリン被告…

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