第17回エコカー減税、24年から段階的引き上げへ ガソリン車は対象絞る

有料記事

松本真弥 筒井竜平
[PR]

 新車登録や車検のときに払う自動車重量税を安くする優遇措置「エコカー減税」について、政府・与党は2023年4月末までの期限を3年間延長したうえで、現行の適用基準を24年から段階的に引き上げる方針を固めた。優遇を受けられるガソリン車を絞り、電気自動車(EV)などへの移行を促す。

 半導体不足で納車期間が延びており、車を買う人に想定外の負担が出ないようにするため、23年末までは現行基準を据え置く。今は減税を受けるための最低ラインが政府が定める燃費基準の「60%」達成となっている。

 24年1月~25年4月は…

この記事は有料記事です。残り268文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料

連載それって得なの?損なの? 2023年度税制改正(全30回)

この連載の一覧を見る