新車登録や車検のときに払う自動車重量税を安くする優遇措置「エコカー減税」について、政府・与党は2023年4月末までの期限を3年間延長したうえで、現行の適用基準を24年から段階的に引き上げる方針を固めた。優遇を受けられるガソリン車を絞り、電気自動車(EV)などへの移行を促す。
半導体不足で納車期間が延びており、車を買う人に想定外の負担が出ないようにするため、23年末までは現行基準を据え置く。今は減税を受けるための最低ラインが政府が定める燃費基準の「60%」達成となっている。
24年1月~25年4月は…