井上尚弥戦、dTVが非会員にも「開放」 アクセス急増、ダウン回避

鈴木康朗
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 NTTドコモは13日、有料動画配信サービス「dTV」で、プロボクシングの世界バンタム級4団体王座統一戦の試合中継を会員登録なしでも見られるようにしたと明らかにした。会員登録者が急増したため、登録などに使うシステムがダウンしないように試合前の同日午後6時ごろから誰でも見られるようにしたという。

 この試合では、3団体統一王者の井上尚弥選手が、世界ボクシング機構(WBO)王者ポール・バトラー選手に勝利した。試合は地上波テレビなどでは中継しておらず、dTVが「独占生配信」をうたっていた。利用料は月額550円(税込み)で、試合を機に入会する人向けに井上選手応援キャンペーンも11月から実施。NTTドコモは「試合を見たいのに見られない人が出ないよう、一時的な措置をとった」と説明している。返金などは検討していないという。(鈴木康朗)

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    伊藤大地
    (朝日新聞デジタル編集長)
    2022年12月13日22時9分 投稿
    【視点】

    このニュースのポイントは、井上戦ではなくてW杯。日本最大のインターネットプロバイダーとあえるドコモでさえも、井上戦レベルのトラフィックになると苦しむわけです。それを考えると、1000万を超える同時接続があったとされる、W杯のトラフィックを大