モロッコ、欧州強豪なぎ倒した堅守速攻 王者相手にもシュート13本

有料記事

岩佐友
[PR]

(14日、サッカーW杯カタール大会準決勝 フランス2-0モロッコ)

 試合後、ゴール裏にあいさつしたモロッコの選手たちは母国から駆けつけたサポーターの大きな拍手に迎えられた。フランスに敗れ、決勝進出はならず。レグラギ監督は「選手はできる限りのことをやりきってくれた」とねぎらった。

 前半5分に失点したが、積極果敢に13本のシュートを放った。前半終了間際にはDFヤミク(バリャドリード)のオーバーヘッドシュートがポストをたたく場面もあった。王者相手に一歩も引かない戦いぶりだった。

 アフリカ勢で初めて4強入りしたチームの基盤を作ったのは、元日本代表監督のハリルホジッチ氏だ。2019年に就任して、予選を突破したが、本番に向けた準備で主力選手と衝突し、今夏に解任された。後任の元代表選手のレグラギ氏がわずか3カ月でW杯に臨んだ。

 前監督時代から磨いてきた堅…

この記事は有料記事です。残り413文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません