カードゲーム市場、4割増 人気加速で高額転売も

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山口啓太
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 他人名義のクレジットカードの情報でポケモンカードを買ったとして、札幌市の男(25)が詐欺容疑で逮捕された。拡大するトレーディングカード市場にあってポケモンカードは特に人気が高いとされており、警視庁は男が転売目的で不正に購入していたとみている。

 玩具メーカーなどでつくる「日本玩具協会」(東京都墨田区)によると、「カードゲーム・トレーディングカード」の市場規模(2021年度)は約1782億円で、前年度と比べて45・6%増だった。

 業界関係者によると、最近の市場拡大は、新型コロナ禍で在宅機会が増えたことによって、親子が自宅で一緒に楽しめる娯楽としてカードゲームを選ぶようになったことが影響しているという。

 中でもポケモンカードは大人の認知度も高く、この数年で急速に需要が増加。新作の発売日にはレアカードを求め、販売店の前に1千~2千人が列を作ることもあるという。

 こうした人気を背景に、ネット上では定価より高値で売りに出されているケースも目立つ。このため、「明らかに転売目的と見えるグループは常にいる」と業界関係者は指摘する。「ネットにより気軽に個人間の取引ができるようになって見えてきた闇の部分だ」

 今回の事件でも、逮捕された男は詐取したポケモンカードを転売していたとみられている。

識者「購入ルールの明確化を」

 高額転売問題に詳しい福井健…

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