豊橋商工信組の元職員、1億1千万円を横領 競艇など遊興費に使用か
豊橋商工信用組合(愛知県豊橋市)は16日、東田支店に勤務していた元職員の男性(22)が今年5~11月、顧客31人の口座から計約1億1千万円を横領していたと発表した。横領した金は競艇などの遊興費に使っていたという。信組は男性を今月12日付で懲戒解雇処分とした。県警豊橋署に刑事告訴するという。
信組によると、男性は定期預金の解約金を普通預金へ入金するよう勧誘したが、解約金を普通預金に入金しないなどし、横領していたという。11月29日に顧客から「解約金が普通預金に入金されていない」との指摘があり、調査に対し、男性が横領を認めた。
中村勝彦理事長は会見で、「厳粛に受け止め、再発防止と信頼回復に全力で取り組む」と述べた。
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