(18日、サッカーW杯カタール大会決勝 アルゼンチン3―3《PK4―2》フランス)
W杯でよく耳にするのは、「サッカーの神様」の存在だ。説明できないようなことが起きたときに、選手や監督が口にする。
目まぐるしい展開をたどる決勝を見て頭に浮かんだのは、神様はメッシとメッシのチームにまだ試練を与えるのか、ということだった。
前半に2点をリードしながら、後半35、36分に連続失点。延長後半にメッシが決勝点を奪ったと思ったら、再びエムバペが立ちはだかった。
4年前のロシア大会からもらったヒント
PK戦で神様がアルゼンチンにほほ笑んだのだとしたら、勇敢に真面目にサッカーに取り組んだからだ。
スカロニ監督が作ったのは極…