伝説残る「黄金山」、お宝はどこに? 夕暮れに記者が見つけた輝き

有料記事

岡田将平
[PR]

 黄金山(おうごんざん)という山が広島市にある。広島といえば、厳島神社廿日市市)や原爆ドーム(広島市)の二つの世界遺産など見どころは多いが、絶景ポイントとしては随一と、記者の私(41)はひそかに思っている。

 標高220メートルほどで、山頂の展望台からは島々が浮かぶ瀬戸内海や広島の市街地をぐるりと360度見渡せる。桜が咲き誇る春には花見客が訪れ、夜景スポットとしても知られる。

 何を隠そう、私は黄金山出身だ。6年間通ったのは「黄金山小学校」。サッカー同好会では黄金をイメージしたようなオレンジっぽい色のユニホームを着た記憶がある。

 でも、ずっと謎だったことがある。「黄金山」の名前はどこから来たのか。英語にすると、ゴールデン・マウンテン? 派手な名前だ。

「黄金山」という名前はどこから来て、いつから呼ばれるようになったのか。記者が故郷の山に向き合い、由来を探ります。記事後段では、自分なりの「宝」に出会います。

 まずは簡単に黄金山の歴史を…

この記事は有料記事です。残り1491文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません