メッシとエムバペにあって三笘薫にないもの 筑波大蹴球部が分析
分析・筑波大蹴球部 竹内智基
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会はアルゼンチンの劇的な優勝で幕を閉じた。
日本代表やJリーグクラブの分析スタッフが輩出してきた筑波大学蹴球部と、人工知能(AI)を用いた分析会社「Bepro(ビプロ)」の協力を得て、史上初の2大会連続16強入りを果たした日本代表の戦いぶりを分析した。
攻撃陣で大きなインパクトを残したのがMF三笘薫(ブライトン)だ。
ドイツ戦では同点ゴールの起点となるドリブルを仕掛けた。
スペイン戦ではゴールラインを割りそうなボールに追いつき、決勝点をお膳立てした。
サッカーにおいて、相手ゴールにどれだけ迫れるかは勝敗を分けるポイントになる。
ドリブルやパスの成功数、前進した距離、かわした相手選手の数などを分析して攻撃での貢献度を数値化した。
日本の最高点は三笘だった。
次点は、ドイツ戦とスペイン…