北九州・八坂神社に「御目守り」誕生 目の健康願う
福岡県みやこ町のまちおこし団体「一般社団法人豊前国小笠原協会」が、北九州市小倉北区の八坂神社に眼病平癒に由来する石造灯籠(とうろう、県指定有形文化財)があることから、目の健康を願うお守り「御目守(おまも)り」をつくった。新年から同神社のお守りに加わる。
同協会は地域の歴史や文化に着目した活動を展開し、数年前から小倉藩の細川忠利が家臣に命じてつくらせたワインを再現する取り組みを続けている。ワイン原料のガラミをお守りのモチーフに採用した。制作はITOHEN(戸畑区)の綿瀬麻意子さんが手がけた。ネックレス(5千円)と根付(2千円)で小倉織を用いている。
協会代表理事の川上義光さん(73)は「ガラミのアントシアニンは目にも良いという。北九州の歴史や文化を多くの方に知ってほしい」と話している。
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