「サッカーの王様」元ブラジル代表ペレさん死去 82歳、多臓器不全

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サンパウロ=軽部理人

 「サッカーの王様」と呼ばれた元ブラジル代表のペレ(本名エドソン・アランテス・ド・ナシメント)さんが29日、死去した。82歳だった。がんの闘病中で、死因は多臓器不全だった。ペレさんはエースストライカーとして、ブラジル代表を3回のワールドカップ(W杯)優勝に導き、国際サッカー連盟(FIFA)により「20世紀最優秀選手」に選ばれた。

 ペレさんは昨年9月、大腸腫瘍(しゅよう)で手術を受けており、その後も入退院を繰り返した。今年11月下旬に再度入院し、その後体調が悪化していた。ペレさんの娘のケリー・ナシメントさんは29日、自身のSNSに「我々全員があなたに感謝しています。永遠に愛しています。安らかにお眠りください」と投稿した。

 ペレさんは1940年、ブラ…

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