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　ロシアのプーチン大統領と中国の習近平（シーチンピン）国家主席は30日、オンラインで協議を行った。プーチン氏は、習氏に「来春のモスクワへの公式訪問を楽しみにしている」と呼びかけた。習氏はウクライナ情勢で「客観的で公正な立場を堅持する」と話し、中ロの戦略協力関係を強めるとした。

　プーチン氏はロシアと中国の政治的な交流が進んでいるとし、「あなたと会う機会をつくることに疑いはない。訪問はロシアと中国の関係の強さを世界に示し、両国の関係にとって最も重要なイベントになるだろう」とし、習氏の訪ロに期待を示した。実現すれば、19年6月以来となる。

　会談後、ペスコフ大統領報道官は報道陣に「（日程などの）詳細はまだ決まっていない」と述べた。習氏の訪ロについては、ロシアメディアが11月、駐中国のロシア大使の話として、来春に実現する可能性があると伝えていた。

　プーチン氏はまた、国連安全…