バイデン米政権は30日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するために出している非常事態宣言を5月11日で解除する予定だと発表した。ワクチンや治療薬の購入に大規模な連邦政府の予算を充ててきたが、解除後は通常の体制で対応していくことになる。
トランプ政権だった2020年1月、連邦政府は公衆衛生上の非常事態宣言を出し、同年3月には国家非常事態宣言を出して、コロナ対策を進めてきた。その後、21年にバイデン大統領が就任した後も宣言の延長を繰り返していた。
米国で感染者が確認されてから3年がたち、マスクの義務化などの規制が徐々に解除され、社会の正常化が進んでいると判断した形になった。
これまで連邦政府はワクチン…

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