コロナ禍で解雇された元社員、クルーズ船会社と和解 合意退職に変更

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佐藤英彬
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 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の運航会社側から解雇された元従業員3人が、解雇は無効だとして東京地裁に起こした訴訟で、そのうち2人と会社側が和解していたことが分かった。元従業員は会社側に対し、労働者としての地位確認と未払い賃金の支払いを求めていた。和解は昨年12月26日付。

 運航会社の日本法人カーニバル・ジャパン(東京)は2020年6月上旬、従業員約70人のうち営業や予約手配などを担当する24人に、コロナ禍での業績悪化を理由に退職を要求。これに同意しなかった一部の従業員を同月末に解雇した。

 提訴したのはそのうちの3人…

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