「ルフィ」収容施設の日本人、1人は早ければ明日にも強制退去か

マニラ=大部俊哉
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 日本で相次いでいる強盗事件に絡み、フィリピンのレムリア司法相が31日、首都マニラで会見した。入国管理局の施設に収容され、日本側が強制退去させるよう要請している日本人4人のうち1人について、早ければ、2月1日にも退去させるとの見通しを明らかにした。

 レムリア氏は「31日中に書類が整えば、2月1日に退去させることが可能になる」と話した。

 残る3人は「女性と子どもに対する暴力」などの罪で裁判が進んでおり、強制退去させるには、訴えが棄却されるか、刑期を終える必要がある。このうち1人は近く訴えが棄却される見込みとし、レムリア氏は、今週中にも送還される可能性があると述べた。

 その上で、2月7日から予定されているマルコス大統領の訪日までに全員の送還を終えたいとの意向を示した。

 一方、警視庁幹部は「手続きには1週間程度かかる」と話している。(マニラ=大部俊哉

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