岡口判事、遺族侮辱の賠償命令に控訴せず 「判決受け入れ、お詫び」

村上友里
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 東京都江戸川区で2015年に女子高校生が殺害された事件をめぐり、ネット上の投稿で遺族を侮辱したとして、岡口基一・仙台高裁判事(56)=職務停止、弾劾(だんがい)裁判中=に計44万円の支払いを命じた27日の東京地裁判決について、岡口氏の代理人弁護士は31日、控訴権を放棄し、判決を受け入れると明らかにした。

 岡口氏側は「賠償金を速やかに支払い、遺族に改めておわびの意を表する」とするコメントも出した。

 判決は、岡口氏が遺族の両親について「俺を非難するように東京高裁に洗脳されている」とした投稿を「事実に反し、人格を否定する侮辱的表現」と認め、賠償を命じていた。(村上友里)

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