囲碁の藤田怜央初段、9歳で公式戦勝利「長かった」 最年少記録更新

有料記事

佐藤圭司
[PR]

 囲碁の史上最年少プロ、藤田怜央(れお)初段(9)が31日、大阪市中央区関西棋院での第49期名人戦(朝日新聞社主催)の予選Cの2回戦で牛窪義高(うしくぼよしたか)九段(75)を破り、プロ入り後初勝利を挙げた。9歳9カ月での公式戦初勝利は、仲邑菫(なかむらすみれ)三段(13)の10歳4カ月を更新し、最年少記録になった。

 藤田初段は大阪市の小学3年生。関西棋院が、突出した才能を見込んで抜擢(ばってき)する「英才特別採用」の制度を適用し、昨年9月1日付でプロ採用。9歳4カ月でプロ入りし、世界最年少棋士の誕生と話題になった。10月に公式戦デビューしたが、ここまで3戦3敗。この日の対局は公式戦4戦目だった。66歳差の対局という点でも注目された。

 本局を見守った師匠の星川拓…

この記事は有料記事です。残り333文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料