洋上風力、EEZに拡大へ 適地不足の懸念で政府が法改正検討

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三輪さち子
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 洋上風力発電を広げるため、政府は日本の排他的経済水域(EEZ)にも設置できるよう法整備の検討に入った。現在、沿岸から12カイリ(約22キロ)の領海内で洋上風力の設置が進んでいるが、将来は適地が足りなくなるとの要望が業界から出ていた。

 政府は洋上風力による発電規模を2040年までに30~45ギガワットに拡大する目標を掲げる。EEZ内に洋上風力を設置することと国際法との整合性について検討してきた内閣府の有識者会議が31日、国内法の整備を進めていく方向で結論を示した。

 EEZとは沿岸から200カ…

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