欧米から主力戦車の提供を受けるウクライナが兵器の要求を強めている。欧米製の戦闘機や射程の長いミサイルの入手を急ぎ、戦車と組み合わせて春以降の反転攻勢を有利に進める狙いだ。主力戦車の提供で「タブー」は破られたが、欧米は今のところ慎重だ。
ウクライナのゼレンスキー大統領は1月28日夜の演説で「ウクライナへの武器供与に『タブー』はあってはならない」と訴え、翌日も「ウクライナへの新しい兵器の選択肢を開放せねばならない」と繰り返した。
レズニコウ国防相は29日、カナダ公共放送CBCの取材に戦闘機の必要性を訴え「きょう不可能だったことは、あす可能になる」と期待を込めた。
ウクライナ軍は装備品全般で、旧ソ連製から北大西洋条約機構(NATO)標準のものへと置き換えを進めている。ウクライナ軍の戦闘機も旧ソ連製で、弾薬の補充や交換部品などの調達が難しくなっている事情もある。
置き換えの選択肢として取りざたされるのが、米戦闘機F16や、それに近い性能を持つ欧州機だ。最新鋭ではないが、欧米諸国を中心に長年使われてきた。
だが、バイデン米大統領は3…

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