痛み止めの薬はなぜ効くの? 痛みの信号が脳に伝わるその途中で…

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滋賀県・末川愛さん(33)からの質問

ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.comメールする

 ののちゃん お父さんがきのう、頭が痛くなって、薬を飲んでたよ。

 藤原先生 あら、それは心配。もう大丈夫なの?

 のの うん、薬が効いて、もう痛くないって。どんな薬なのかな。

 先生 痛み止めにはいろんな種類があるけど、お父さんが飲んだのはたぶん、非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs〈エヌセイズ〉)と呼ばれているタイプじゃないかな。薬局で「バファリンA」とか「ロキソニンS」とかいう名前で売られているよ。

 のの うん、それだったかも。どんな薬なの?

 先生 痛みのもとになる物質がつくられるのを防ぐんだ。「プロスタグランジン(PG)」という物質なんだけどね。

 のの 痛みのもとになるって…

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