【群馬】昭和の面影を残す庶民的な中華料理店「町中華(まちちゅうか)」。店主の高齢化や後継者不足、チェーン店の台頭など荒波にさらされる一方、ここ数年、若い人にも人気を呼んでいるという。
記者が足しげく通うのは、赤城山南麓(なんろく)にある老舗「はしもと」(前橋市鼻毛石町)。創業51年の同店の一押しはギョーザ。ニンニクがたっぷり入っており、大ぶり6個で350円である。ニラレバ炒め定食(700円)も人気がある。
前々から気になっていたのだが、「ニラレバ」なのか「レバニラ」なのか。どちらが正しいのだろう。
「うちはニラをたっぷり使っていて、その中にレバーがあるから『ニラレバ』」。店を切り盛りする橋本澄子さん(73)は言う。
主人公の父親の大好物「レバニラ炒め」
中国語は「韮菜猪肝」と書き…